化学成分が入っているにノンケミカルと書かれた日焼け止めの謎!

UVクリームに書かれたノンケミカルの記載は嘘!?

近年、やれノンシリコンだの、パラベンフリーだの、無添加、オーガニックがいいなどと言葉の意味がわからずサッパリわかりません。

そういった言葉がウリとなっているものがなんとなく体にいいということだけはわかります。

そして私もたいして知りもしないのに化粧品を買う際にはその手の商品に注目しているのですが、今さら恥ずかしくて友達にも聞けません。

これまではそんなに興味もなかったのですが、最近は韓国から大量に美容関連の商品が出てきたわけで、「安全・安心」なものを選びたいと思う気持ちはあります。

そこで気になったのが、ノンケミカル。

ケミカルという単語は化学的な合成なので、ノンがつけば化学的な合成がない、ということです。

それにも関わらず、私が買った日焼け止めにはケミカル成分が入っているのにノンケミカルだとパッケージに書かれているのです。

これって一体どういうことでしょう。
今更友達にも聞けず、自分で調べてみました。

日焼け止めだけに限った話ですが、ノンケミカルの表示は本当の意味でのノンケミカルではなかったのです。

日焼け止めの場合のノンケミカルは、「紫外線吸収剤が含まれていない」と言うこと。
つまり、それ以外の化学成分は当たり前のように含まれているわけです。

逆に、ケミカルの場合は紫外線吸収剤も入っているし他の化学成分も入っている、という意味です。

なんだかちょっと騙されているみたいですよね。

なぜ紫外線吸収剤だけがケミカルでそれ以外の化学成分はノンケミカルなの?

紫外線吸収剤だけがケミカルだとされしまうのには理由があります。

そもそも紫外線吸収剤の役割は紫外線をカットする効果を作るもので、そのエネルギーを作る際に化学反応を起こします。
この化学反応が肌に刺激を与えるのです。

一方で、他の化学成分はそのような化学反応を起こしません。
まぁ肌に化学成分をおくことは少なからず刺激ではありますが、化学反応に比べたら刺激ではないため、ノンケミカルとされているのです。

あくまでも、これは日焼け止めに限った話ですが、敏感肌やノンケミカルだからと安心してはいけませんよ。

こちらにも詳しく書いてあるので参考にしてください⇒よみうりランドプール 日焼け止め 禁止